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平成28年5月23日、日本を訪れる外国人観光客が日本に滞在中、万が一の時に対する保証を組み込んだ、旅行商品を提携先の海外の旅行会社によって販売を開始すると、株式会社日本旅行が発表した。

現在日本を訪れる外国人観光客は増加し続けているが、彼らのおおよそ7割が万が一のための保険に加入していないと言われている。また、たとえ加入していたとしても言語の違いによるコミュニケーションの問題や、治療費立て替えのための資金不足等と実用面でも多くの課題が残されているのも現実だ。

一方、今回立ち上げられた保険付き旅行商品ではこれらの諸問題への対応が図られているため、日本での観光を安心して行う一助とすることができるのである。

今回の保険付き訪日旅行商品は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社が開発した訪日旅行保険を活用することで、滞在期間中においての不慮の怪我や病気に際して通院のための、一連の流れがバックアップされるのだ。

その具体的なサービス内容としては、1,000万円を上限とする治療保険金や年中無休でのコールセンターによる、医療機関手配サービス及び英語・中国語・韓国語・フランス語の、4か国語での医療通訳サービスそして国内の観光地・大都市を中心とする、約800の医療機関でのキャッシュレス治療サービスだ。

なお、今回のサービスは高齢者観光客の多いハワイにて本年の7月からスタートさせ、順次拡大する予定だ。

外部リンク

安心を担保した訪日旅行を実現旅行保険付き訪日旅行商品発売開始
http://www.nta.co.jp/news/afieldfile/2016/05/23.pdf