• TOP
  • >
  • 全国の免税店が爆発的増加 半年間で1.5倍以上に
2015-11-20 21:00

その他

全国の免税店が爆発的増加 半年間で1.5倍以上に

免税店都道府県別分布
三大都市圏以外でも免税店が急増
観光庁は18日、2015年10月1日現在における消費税免税店(輸出物品販売場)の都道府県別分布を公表した。

その結果、全国の免税店数は29,047店となり、前回調査2015年4月1日からの半年間で10,268店増加した。割合でいうと154.7%となり、1.5倍以上に増加したことになる。

今回は特に、地方での免税店の増加が注目される。三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫)では半年前と比べ146.5%増であったのに対し、それ以外の地方では169.9%増とさらに高い増加率をみせている。

北陸や九州、東北や四国でも
都道府県別でみると、最も増加率が高いのが福井県だ。半年前の4月1日現在では県内に8店舗しかなかった免税店が10月1日現在では29店舗に増え、率にして326.5%の増加だ。

福井に石川と富山を加えた金沢国税局エリアは、エリア全体としても半年前より200.0%増となっており、これはおそらく北陸新幹線開通の影響だろう。富山県も216.3%増で、もともと観光地として名高い金沢市を抱える石川県でも176.1%増となっている。

また、熊本国税局はエリア全体で212.3%の伸びをみせており、熊本県は266.7%増、大分県も248.4%増だ。他にも秋田県が247.8%増、徳島県が236.4%増と、全国各地の9県が200%以上の増加となった。

わずか半年の間に全国各地でこれだけ免税店が増加していることからも、インバウンド市場の急増ぶりがうかがえるというものだ。

(画像はトピックスより)


外部リンク

観光庁トピックス
http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics02

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook