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2016-02-20 01:30

観光

日本・ASEANクルーズ振興シンポジウムが福岡で開催

クルーズ振興シンポジウム
クルーズ市場をさらに盛り上げていくために
国土交通省は18日、「日 ASEAN クルーズ振興シンポジウム」を福岡県福岡市にて開催すると発表した。

このシンポジウムでは、近年活況を呈しているクルーズ市場について、その動向やモデルルートを紹介するなどクルーズの魅力を広め、クルーズを通じた日本とASEAN両地域の交流拡大を図ることを目的としている。

基調講演にパネルディスカッションも
シンポジウムの開催日時は、2016年3月23日(水)14:00~17:20で、開催場所はハイアットリージェンシー福岡ボールルームだ。参加は無料で、参加申し込みの締め切りは3月11日(金)となっているが、定員の200名に達し次第締め切るとしている。

当日は基調講演のほか、パネルディスカッションも予定されており、クルーズ船を運行している企業やクルーズ船を受け入れている福岡市の担当者なども出席し、活発な意見交換が期待できそうだ。

九州・沖縄方面ではいままさに取り組むべき課題
とにかく昨年2015年のクルーズ急増はすさまじかった。同省が2020年までの達成目標として掲げていた年間利用者100万人を、5年前倒しで一気に達成してしまったほどだ。

特に九州・沖縄方面は、外国船社のクルーズ船の寄港が抜きんでて多い。もともと寄港の多かった博多港でも、2014年の年間99回から2015年は245回と、2.5倍近い増加となっている。ほかにも、長崎、那覇、石垣、鹿児島と、九州・沖縄方面が寄港回数の上位を占めている。

この傾向は今後も続くのか、またクルーズ受け入れ体制の整備や、寄港地としての情報発信など課題は多い。インバウンド市場の好調を維持するためにも、クルーズについてはいままさに対応を迫られている状況だといえるだろう。


外部リンク

国土交通省プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/

国土交通省ホームページ
http://www.mlit.go.jp/

国土交通省参考資料:2015年度クルーズ船の寄港実績等
http://www.mlit.go.jp/common/001116073.pdf

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