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株式会社テレコムスクエアは2月29日、台湾人訪日旅行者向けのフリーペーパー「日本放題」を創刊したと発表した。

このフリーペーパーは、台湾国内の主要な国際空港である台湾桃園国際空港、台北松山空港、高雄国際空港にある同社のカウンター8拠点にて配布される。この3空港は、台湾からの出国者の実に9割が利用している。

同社は国際モバイル通信機器レンタルサービスを提供しており、台湾では同社のモバイルWi-Fiルーターを年間30万人が利用しているという実績がある。そのため、訪日のため出国しようとしている同社のルーター利用者に、このフリーペーパーは確実に届くというわけだ。

同社では、このフリーペーパー「日本放題」における法人向け広告メニューの販売を、2016年3月1日より開始した。

近年の訪日外国人旅行者の急増は、「爆買い」に象徴される中国人旅行者の増加がその大半を担っているという印象があるが、台湾からの訪日客も確実に増加している。

日本政府観光局（JNTO）の統計によると、2015年の台湾からの訪日外客数は前年比29.9％増、外客数全体においても、2015年では中国、韓国に続くシェア3位となり、およそ368万人が訪日している。

その台湾人旅行者が訪日する前に、確実に手元に届けられるこのフリーペーパーの広告価値は、かなり高いといえるだろう。

同紙では、日本の「食べる・遊ぶ・飲む・楽しむ」をテーマに飲食店やショップなどを紹介している。年間4回、2月、5月、8月、10月に発行を予定しており、A5版フルカラーで32ページという体裁となっている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社テレコムスクエアプレスリリース
http://www.telecomsquare.co.jp/press/

参考資料：日本政府観光局（JNTO）プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/