インバウンドビジネスニュース

平成28年4月14日、東京における新宿や渋谷等といった主要観光スポット以外の魅力を、世界に向け発信するコラボレーションが始動したと、日本政府観光局が発表した。

なお、このプロジェクトの期間は同年4月から翌年の平成29年3月である。

現在、日本文化ブームや国の動き等を背景に訪日外国人観光客の人数が増えており、その勢いはいまだ衰えを知らない。

そして当然ながらこの流れは東京にも来ており、訪れる外国人の多くは新宿や浅草また渋谷等の観光スポットめぐりを、事前に計画として組み入れている。

だが、東京の観光的な魅力はこれら主要スポットだけではない。

そこで今回のプロジェクトでは、立教大学観光学部佐藤ゼミ2年次生及びWAttention 編集部がコラボレーションし、こうした主要観光スポット以外の観光的魅力を世界へ発信していくのだ。

というのも、立教大学観光学部佐藤ゼミ2年次生は日頃より人文地理学的手法及び思考にて、自然や文化といった多様なもののつながりや存在について思考し、地域間に存在する際の分析を通じた地域特有の個性の理解について扱っている。

また一方の、WAttention 編集部は日本における魅力を世界11か国の母国語によって、フリーマガジンWAttentionにて紹介する等、コンテンツ発信を行っている。

こうしたことから、両者が手を組むことで地域の個性やその国それぞれの環境的素因を加味しつつ、日本の魅力を世界へ発信することが可能となるのだ。

今回のプロジェクトで対象となる東京エリアは、渋谷や浅草また新宿といったメジャー観光スポットを除く都内と、外国人の観光客限定の交通パスを用いての都心から日帰り可能な圏内、そして書く私鉄沿線や関東・東北エリアを含む東京近郊となっている。

これら対象エリアに関する、外国人が興味を持ちそうなものといった視点での情報をWAttentionの、SNSにて発信し優秀作品のみWAttentionフリーマガジンにて掲載される予定だ。

外部リンク

WAttention Tokyo×立教大学観光学部佐藤ゼミ“東京の魅力を外国人に伝え、世界に発信するプロジェクト”スタート！
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/member_news/20160414_2.pdf