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2016-04-22 14:15

その他

訪日外客数2016年3月は単月で初の200万人超

2016年3月訪日外客数
花見の季節に合わせた訪日旅行が好調
日本政府観光局(JNTO)は20日、2016年3月の訪日外客数推計値を公表した。推計値では前年同月比31.7%増の200万9,500人となり、単月では初めて200万人超を記録した。

訪日外国人にもすっかり花見の習慣が根付いたということだろうか。日本の桜にあこがれを抱く外国人旅行者は多い。また、欧米のイースター休暇が今年は3月なり、その影響もあったものとJNTOでは分析している。

事実、欧米の市場では米国、カナダ、英国、ドイツが単月として過去最高を記録している。アジア市場でも、香港とフィリピンが単月過去最高をマークした。

今後は地震の影響がどう出てくるか注視が必要
2016年に入ってからは、1月2月と韓国からの訪日が好調で、2ヶ月の合計時点で100万人が訪日を果たしていたが、3月に入り中国からの訪日も合計147万2,100人と、こちらも100万人を突破した。

訪日中国人客については、一時の驚異的な伸び率からすれば落ち着いてきた印象だが、それでもこの3月も前年同月比47.3%増となっており、1月から3月までの累計でも昨年に比べ59.4%増になっている。

他の市場においても、伸び率がマイナスになっているのはロシア市場だけで、他のアジア・欧米市場はのきなみプラスとなっており、相変わらずの好調を維持しているといっていい状態だ。

ただ、今後はインバウンド市場においても、平成28年熊本地震の影響があるものと考えられる。JNTOでも状況を注視していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本政府観光局プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/

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