インバウンドビジネスニュース

ジャパンシステム株式会社（以下、ジャパンシステム）は26日、インバウンド向けに簡体字・繁体字・英語の3言語に対応した、観光案内や施設案内をサポートするICTサービス 「Japan Indoor Map（ジャパン インドア マップ）」のベータ版をリリースしたことを発表した。

サービスの名の通り、「インドア」、つまりは屋内地図や施設内地図が閲覧可能なサービスだ。また、ルート案内機能も備えている。例えば施設内検索では、「多目的トイレ」「コインロッカー」や、「したいこと＝目的」からも検索可能とし、マップ表示とともにルート案内を行う。

このアプリケーションは無料で利用でき、今後は屋内位置情報における技術検証を進めていく。

ジャパンシステムは、国土交通省「東京駅周辺高精度測位社会プロジェクト検討会」が実施する、「高精度測位社会の実現に向けた東京駅周辺における実証実験」に参画している。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催のための環境整備が求められる昨今、ジャパンシステムは屋内位置情報における技術検証を重ねており、この技術をもとに、「Japan Indoor Map」へと活用する。

「Japan Indoor Map」ベータ版は、主要駅や空港、首都圏を中心としたデパートなど87施設の情報を提供する。また、アジア地域における海外旅行需要の拡大にも対応すべく、「中国語コンシェルジュ」や「免税店」情報についても中国語（簡体字・繁体字）、英語で提供する。

外部リンク

ジャパンシステム株式会社　プレスリリース
http://www.japan-systems.co.jp/news/2016/160426.html

Japan Indoor Map
http://japan-indoormap.com/?160426