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株式会社モスフードサービスは25日、自社が運営するモスバーガーの店舗において、Free Wi-Fiサービスの提供を開始すると発表した。

サービスの提供は、2016年5月27日（金）から始まり、当初は約800店舗での導入となる。その後、導入店舗を拡大し、年内には全店舗の約9割にあたる1,200店舗に導入する予定だとしている。

同社のFree Wi-Fiサービス導入は、やはり訪日外国人旅行者の誘客が目的だ。訪日外国人の間では、日本国内においてスマートフォンなどのインターネット接続環境が整っていないことへの不満はいまも根強い。

そのため、宿泊施設や観光スポットだけでなく外食産業や小売業などの店舗でも、積極的なFree Wi-Fiサービス導入が進められており、同社も今回サービス提供に踏み切った。

今回同社が提供を開始するサービスにおいては、携帯のキャリアや端末の種類に関係なく、Wi-Fiに対応した機器であれば基本的に利用できるようになっている。

特にアプリのダウンロードなども必要なく、Wi-Fiの選択画面に表示された同社のSSIDを選択すれば接続設定画面に入れるようになっている。その接続設定画面も、日本語のほか、英語・中国語・韓国語に対応している。

同社が運営するモスバーガーは、日本生まれのハンバーガーショップだ。多くの訪日外国人にとっても、ハンバーガーというある意味食べ慣れたファーストフードの店として、それほど敷居は高くないはずだ。今回のサービス提供により、さらに多くの訪日外国人を誘客できるのではないだろうか。

外部リンク

株式会社モスフードサービスニュースリリース
http://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/

株式会社モスフードサービスホームページ
http://mos.jp/