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平成28年4月28日、中国語簡体字によって日本におけるマンション相場を紹介するiOS向けアプリ富士太郎を、中国にて提供を開始したとプロパティエージェント株式会社が発表した。

なお今回リリースされた富士太郎は、現在プロパティエージェント株式会社により提供されている、不動産情報サービスふじたろうの中国版となっている。

現在、国土交通省は新成長戦略の中でリフォーム及び中古受託市場の規模を、2020年までを目処に引き上げることを目標としている。

これは中古マンションの売り手そして買い手にとって追い風となるものであり、これら市場への注目やニーズがより高まっていくことが予想されるのだ。

だが、現状における中古マンションの売却及び購入システムでは、多数の仲介業者より情報を得て売買のタイミングを決定するというものであり、これは情報のリアルタイム性や得た情報の客観性・適切性に欠ける。

一方、ふじたろうでは中古マンションにおける売り買いにあたって指標とされる相場の情報を、ビックデータ及び人工知能技術によって提供されるのだ。

そして、それらを地図インターフェースによって検索や閲覧また比較することができるので、必要なときに相場情報を得られ売り手にとっても買い手にとっても役立つと言える。

こういった特徴を持つふじたろうを、中国語簡体字によってアプリ化したのが富士太郎だが、今回の開発にあたって空き家お知らせ機能も追加された。

加えて、今後は購入者向けサービスの強化及び購入物件数の追加を行っていく予定である。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

日本のマンション相場を中国語で紹介する中国語版iOSアプリ『富士太郎』を提供開始!
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/.pdf