インバウンドビジネスニュース

訪日外国人旅行者の増加によって、ホテル不足が懸念されるなか、とくに人気観光地では客室不足による宿泊費の高騰など、宿泊者にとっては不便な一面も生じている。

これらの解消のため「民泊」の活性化が期待されている一方、無許可での民泊営業も問題となっていて、早急の規制整備が検討されている。

株式会社ハウスドゥは2016年5月2日、京都市中京区に京町家をコンセプトとした素泊まり旅館「京町離宮」ブランド設立を発表した。

不動産事業で培った情報力を強みに、創業地である京都府内において京町家のリフォームを数多く手がけた実績を活かし、京町家をコンセプトとしたINN（簡易旅館）として「京町離宮」を建設。

また、簡易宿所を新規開業することにより、客室不足の解消はもちろん、空き家や空き地の有効活用にもつながることから、今後は旅館業の取得を前提として、物件の取得などを積極的に行い、将来的には国内観光地へ京町家風旅館の多店舗展開を目指していく。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

簡易宿所（旅館）事業の運営準備開始のお知らせ - ハウスドゥ！グループ　不動産サービスの全国ネットワーク（pdf）
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid