インバウンドビジネスニュース

平成28年5月16日、オーガニック専門のスーパーマーケットを展開する、ビオセボン・ジャパン株式会社をMarne & Finance Europe社と合同で設立したと、イオン株式会社が発表した。

なお、Marne & Finance Europe社はヨーロッパにおいてフランスを中心に、オーガニックの小型スーパーマーケット事業を扱っている、Bio c’ Bon 社を傘下に持つ。

現在、世界規模で健康志向の気運が高まっており、とりわけフランスにおいては政府の政策等からも起因し、アメリカまたドイツに次ぎ第3位となるオーガニック製品市場を有している。

一方、日本も例外でなく子育て世代を中核にオーガニック製品への関心及び需要が、広がりを見せている。

加えて、2020年に東京オリンピックも控えていることまた、これら諸外国からの長期滞在での訪日観光客のさらなる増加も見込まれていることからも、一層のオーガニック市場の拡大が要求されるといえるのだ。

こういったことから現在、Bio c’ Bonにてもとめやすい価格設定で新鮮な生鮮食品を販売しているBio c’ Bon社と、日本国内で積極的にオーガニック市場の拡大へ取り組んでいるイオンが手を組み、合弁会社ビオセボン・ジャパン株式会社を設立したのである。

これにより、日本国内としては初となるオーガニック専門のスーパーマーケットを展開していく。

そして、これらを通じ日本国内においたオーガニック市場の拡大を図っていくのだ。

外部リンク

「ビオセボン・ジャポン株式会社」設立のお知らせ
http://www.aeon.info/news/2016_1/pdf/160516R_1.pdf