インバウンドビジネスニュース

株式会社U-NEXTは9日、ブレインプレス株式会社と協業し、訪日旅行客に対応する店舗などを対象に「エコノミー通訳サービス for Biz」を立ち上げ、サービス提供を順次開始すると発表した。

このサービスは、店舗や宿泊施設など、訪日旅行者を迎える事業者を対象にしたものだ。サービスに契約すれば、専用ダイヤルを利用してその場で通訳サポートを受けることができる。

対応する言語は英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、タイ語と7カ国語にのぼる。それらの言語の通訳サービスが、月額基本料金のみで受けられるとしている。

インバウンド市場に参入するさい、どの事業者も頭を悩ませるのは言葉の壁についてだろう。しかし、いまやさまざまな国や地域から多くの訪日旅行者が日本を訪れ、観光地などでは実に多くの言語が聞こえてくることが当たり前となっている。

訪日旅行者を迎える事業者は、多言語の案内板やメニューを用意するなど、さまざまな対策を実施しているわけだが、やはり最終的には通訳サポートが一番確実だ。その場ですぐに通訳してもらえるとなれば、事業者も利用客も安心感が違う。

同社では今後、自社で提供しているデータ通信サービスU-mobileの訪日外国人向けサービスである「U-mobileプリペイド」の利用者に対しても、通訳サービスを提供していくとしている。

今後は、こういった通訳サポートサービスはさらに増えていくだろう。それぞれ、サービス内容に一長一短があり、利用する事業者側では通訳の品質やコストパフォーマンスもにらみながら、サービスを選んでいくということになりそうだ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社U-NEXTプレスリリース
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