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2016-05-11 21:30

外食

日本ユニシス、日本食通のバイリンガルが隣にいるような体験を提供するサービスの実証実験を開始

WaviSaviNavi
「WaviSaviNavi」
日本ユニシス株式会社(以下、日本ユニシス)は9日、訪日外国人観光客向け接客ナビゲーションシステム「WaviSaviNavi」の実証実験を開始したことを発表した。

訪日外国人観光客は増加傾向をたどっており、こうした背景をもとに、飲食店での食事中の満足度向上、および店舗側の負荷軽減を実現するための、接客ナビゲーションシステムが「WaviSaviNavi」だ。

実証実験においては、株式会社板前寿司ジャパンが全面協力をし、板前寿司の東京都内店舗において、外国人に対しタブレットを使ったサービスの提供を行う。

訪日外国人観光客数は、日本政府の予測を大きく上回るペースで増加しており、訪日外国人観光客を受け入れる側である飲食店では、対応の難しさ、言語・文化の違いに苦慮する場面が多く見受けられるようになっている。

そこで、来店外国人に日本の食文化・慣習まで踏み込んだ高品質なコンテンツを多言語で提供することで、板前寿司が提供する料理や食材情報のほかにも、食事を楽しむための作法やマナーなどを動画などで紹介する。タブレットの画面上に注文を表示することで、店員とのスムーズなコミュニケーションを実現する。

「WaviSaviNavi」のメリットは
「WaviSaviNavi」を利用することで得られるメリットとして、提供する料理の素材や調理方法を「ネイティブの外国語レベル」で伝えることが可能、日本流の注文スタイル、食べ方を理解してもらうことで、一人あたりの注文数が増加し、外国人客の客単価向上が期待できること、外国人客対応のための従業員をあらたに配置する必要がなく、人件費削減に繋がるという点がある。

来店する外国人のメリットとしては、店側の「食」に対するこだわりを理解する、日本語が分からなくても、店員とのコミュニケーションが可能、隣に日本食の食通が座っているような感覚で日本の食文化を満喫できるといったメリットがあり、店舗側と来店する外国人双方に得られるものがある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本ユニシス株式会社 プレスリリース
http://www.unisys.co.jp/news/nr_160509_wavisavinavi.html
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