2016-05-26 20:00
観光
東北デスティネーション・キャンペーンを実施

「東北の観光復興」を目指して
観光庁は5月24日、日本初で全世界を対象とした東北デスティネーション・キャンペーンを実施すると発表した。同キャンペーンでは、グローバルメディアを駆使した情報発信や海外メディア・旅行会社を大規模招請するなどの東北プロモーションを展開する。
背景
東日本大震災の発生から5年、東北の観光は全国的なインバウンド急増の流れに乗り遅れている。全国における外国人宿泊者数は、震災前の平成22年比で235.1%という伸びを見せている。しかし東北6県では101%と、ようやく震災前の水準を取り戻したところである。福島県に至っては50.5%に留まる。
このような背景を受けて、政府は平成28年を「東北観光復興元年」とし、2020年に東北6県の外国人宿泊者数を150万人泊にすることを目指す。
キャンペーン概要
東北の知名度を向上するため、CNN等のグローバルメディアや欧米豪・アジア圏などで影響力のある有名人を活かして情報発信を行う。また外国人目線の東北特設サイトを開設し、情報発信を行うことで、東北のブランディングを図る。
さらに航空会社との共同キャンペーンを展開し、東北への新規路線就航を支援する。
外部リンク
観光庁 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001132433.pdf
関連する記事
-
2016-07-11 21:15
-
2016-07-11 21:00
-
2016-07-11 20:00
-
2016-07-11 19:00
-
2016-07-11 15:00