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2016-05-27 06:00

交通

JR東京駅で訪日外国人向け窓口を拡充

JR東京駅
訪日外国人の個人旅行者が増加したことに対応
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は23日、東京駅の「JR EAST Travel Service Center(JR東日本訪日旅行センター)」を拡張し、外国人旅行者が利用できる窓口を現在の3窓から10窓に増やすと発表した。

「JR EAST Travel Service Center(JR東日本訪日旅行センター)」は、2012年10月に東京駅丸の内北口ドーム内に開設された。旅行カウンターだけでなく、観光案内所や手荷物関連サービス所、外貨両替所がドーム内に集まっており、日本語のほか英語、中国語、韓国語に対応している。なお、旅行カウンターは株式会社びゅうトラベルサービスによって運営されている。

近年の訪日外国人旅行者の増加にともない、個人で鉄道を利用する外国人旅行者も増加しており、同社ではこうしたニーズに対応するために今回の拡張を決めたとしている。

今後さらに訪日外国人への個別対応が重要に
今回の窓口拡張は、同じ東京駅丸の内北口ドーム内にある「びゅうプラザ東京駅」と「みどりの窓口」を一部改装して、訪日外国人も利用できる旅行カウンターに変更するというものだ。

拡張される窓口の営業開始は2016年6月1日(水)からとなっており、営業時間は8:30~19:00(土休日は17:00まで)、年中無休となっている。一般的なJR乗車券類の販売のほか、「ジャパン・レール・パス」などインバウンドパスの引換・販売、国内旅行商品の販売なども行う。

確かに、インバウンド市場が活況を呈してきた当初は団体パッケージツアーが主力だったが、いまでは個人ツアーを楽しむ訪日旅行客も増加している。同社だけでなく、多くの公共交通機関事業者が外国人旅行者に対して個別の対応を求められる場面は、今後も増えていくに違いない。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東日本旅客鉄道株式会社・株式会社びゅうトラベルサービス プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2016/

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