インバウンドビジネスニュース

平成28年5月26日、タブレットによるPOSシステムであるOrange POSに拡張機能として、外貨決済を搭載したと株式会社エスキュービズム・テクノロジーが発表した。

なお、Orange POSは株式会社エスキュービズム・テクノロジーの提供する、POSシステムである。

日本を訪れた外国人観光客が、観光中において支払いをする場合、ドルやユーロ等といった外貨によってなされることがある。こうした場合、外貨ごとでの売り上げ内訳の管理や為替レート換算等を行う必要があるのだが、これまでOrange POSではすることができなかった。

しかし、今回拡張機能として外貨決済が追加されたことでこれらのことが一貫して、行えるようになったのだ。

今回実装される外貨決済は、従来からの金種マスタ機能をさらに拡張させたものである。そのため、これまで扱っていた日本円以外にもユーロやドルまた元等といった、外貨ごとでの売り上げ内訳を管理できるのだ。

加えて、実際の支払い手続き中においても手動ではあるが円換算為替レートを、任意設定できるため外国人観光客からしても外貨のまま支払いが可能である。

よって、今回の外貨決済機能導入は店舗と観光客両者にとって簡便性を増すものと言えるのだ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

タブレットPOSシステム「Orange POS」がインバウンド需要に向けた機能拡張「外貨決済」を搭載
http://tech.s-cubism.jp/news/detail/160526.html