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小田急電鉄株式会社と佐川急便株式会社は6月14日より、小田急線新宿駅西口に宅配カウンターを設置し、手ぶら観光サービスの試験運用を開始した。この宅配カウンターでは、当日配送サービスと手荷物一時預かりサービスを提供する。観光客はこれらのサービスを恩恵を受けて、手ぶらで観光することができるようになるのだ。

当日宅配サービスでは、羽田空港や成田空港、23区内または浦安市内のホテルになど届けてくれる。11時までに預ければ、16時以降に目的地で受け取ることができる。

なお宅配カウンターは、訪日外国人の利用を想定し、英語・中国語に対応している。さらに外国人専門案内所・小田急外国人旅行センターが近接しており、訪日外国人にとって至れり尽くせりだ。

国土交通省は、2020年の東京オリンピックを見据えて、「手ぶら観光」を促進している。

これは、訪日外国人が大きな手荷物を持たずに観光できるようにしようというものである。つまり訪日外国人向けの宅配運送サービスの充実を目指しているのだ。

今回の宅配カウンターも、小田急と佐川急便が「手ぶら観光」に呼応したものである。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

小田急電鉄株式会社　プレスリリース
http://www.odakyu.jp/program/