2016-06-17 17:15
外食
大阪市とぐるなびが連携して訪日外国人受入環境整備を促進
「天下の台所」大阪の食文化で地域活性化を
株式会社ぐるなびは14日、大阪市と「大阪市・株式会社ぐるなび 地域活性化包括連携協定」を締結したと発表した。この連携協定は、「食」を通じた地域活性化を促進することが目的だ。「天下の台所」である大阪の食文化を次世代へ伝承していくことはもちろん、なにわの伝統野菜の販売促進支援なども実施する。
そしてなにより、同市内の飲食店における訪日外国人の受入環境整備を推進していくことを目的としている。多言語対応のWEBページによる情報発信や、「インバウンド対策セミナー」を大阪市と共同で開催することなどが予定されている。
大阪の「食」にはまだまだ多くの可能性が
「日本食」は、訪日外国人を誘客するための最大のコンテンツのひとつだ。大阪は特に独自の食文化があり、その食文化は多くの訪日外国人にも支持されている。しかし同市内の飲食店は、地元の人々を対象とした家族経営の店舗がほとんどだ。また、そういった地域に密着した経営こそが、それらの店舗の魅力でもある。地域密着ならではの魅力を維持しつつ、全く文化の異なる外国人旅行客を受け入れていくというのは、少し難しい注文かもしれない。
しかしその辺りを、同社がさまざまな形で支援していけるのであれば、「食」を中心にした新しいインバウンド市場の開拓もみえてくるのではないだろうか。
外部リンク
株式会社ぐるなびプレスリリース
http://www.gnavi.co.jp/company/release/
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