インバウンドビジネスニュース

平成28年6月23日、iClickの戦略的パートナーとしてサービス提供を開始し、これに基づく中国人観光客向けのオリジナルパッケージ広告を構築したと、株式会社メンバーズが発表した。

なお、iClickはWeChat運営企業Tencentの公式DSPパートナー、iClick Interactive Asia Limitedの略である。

現在観光等を目的に日本を訪れる外国人客は増加しており、とりわけ中国人観光客ではその傾向が強く見られる。

そうした彼らが訪日前や滞在中において、情報収集手段としているのが旅行サイトや検索エンジンBaidu（百度）といった、webサイト及びメッセージアプリWeChat等のソーシャルメディアなのだ。

こうしたことを踏まえメンバーズはiClickの戦略的パートナーとなり、iClickの有するDSPを基に訪日中国人観光客が対象のオリジナル広告出稿サービスを、共同で開発したのである。

今回の広告出稿サービスでは、訪日の前から滞在中までを後追い可能なIPスイッチング等を生かし、訪日中国人観光客の目的地や興味・感心等に基づいた広告配信が実現されるのだ。

そして、WeChatやQzoneまたテンセントQQ等といった中国にて主流となっている、SNSによったソーシャル広告や中国最大級のモバイルDSPである、OptAim及び同じく中国最大の動画サービスYoukuやTudou等での、ディスプレイ広告や動画広告も行われる。

これにより、従来以上に効率的なインバウンドサービスを目指すのだ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

メンバーズ、WeChat運営企業Tencentの公式DSPパートナーiClick Interactive Asiaの日本企業初の戦略的パートナーとして、サービス提供を開始
http://www.members.co.jp/news/2016/ib20160623news.pdf