インバウンドビジネスニュース

平成28年6月14日、第三者割り当てによる出資及び社外取締役の派遣を株式会社SQUEEZEに対し行ったと、スター・マイカ株式会社が発表した。

なお、株式会社SQUEEZEはホームシェア分野における管理システムの開発や運営また、メディア事業及びWi-Fi事業を行っている会社である。

現在、日本を訪れる外国人観光客は順調にその数を増やしており、国はさらにその数を増やすべく様々な政策を打ち出している。これを背景に、滞在中の宿泊先として民泊が関連事業者及び訪日外国人の両者から注目を浴びており、国もこれを受け民泊事業における規制緩和等を行っているのだ。

そうした中、SQUEEZEは宿泊事業者に対しMister Suiteと呼ばれる、クラウドソーシングサービスを提供しており合わせて、豊かなマーケティングデータ及び高技術力によるホスティングインフラ構築に取り組んでいる。

一方、スター・マイカは民泊にかかる法令の動きを注視しつつ都内を中心として有する、自社物件や空き部屋等を生かした多様なアプローチによって、インバウンドによる需要の獲得を目指している。

以上のことから度重なる協議の末、両社にとって利益のあるものとしSQUEEZEに対し出資を行うこととしたのだ。

今回の出資によりスター・マイカは、SQUEEZEへ自社の有する物件の情報を提供するほかスター・マイカの保有する物件への、ホスティングインフラの提供及びコンサルティング等がSQUEEZEによりなされる。

そしてこれにより、インバウンドによる需要の獲得ひいては両社の事業発展を図っていく。

外部リンク

株式会社SQUEEZEへの出資及び取締役派遣についてのお知らせ
http://www.starmica.co.jp/pdf/irnews/1465877331.pdf