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一般財団法人 日本気象協会推進の「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、7月4日より都内の8カ所の庭園で、訪日外国人向けに「和傘の無料貸し出し」を実施する。

貸し出される和傘は、日傘として使用できる。訪日外国人に和傘を使用して直射日光を防ぐ体験をしてもらい、熱中症対策の大切さを実感してもらうのだ。また日傘という日本文化を、訪日外国人に紹介するという意味合いもある。和傘の無料貸し出しが行われる庭園は、浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮恩賜庭園・小石川後楽園・六義園・向島百花園・清澄庭園・旧古河庭園・殿ヶ谷戸庭園である。

庭園ごとに和傘の柄が異なる。庭園を訪れる際の楽しみの1つになるだろう。和傘の無料貸し出しは、各庭園のサービスセンター付近で行われる。看板と傘立てが目印だ。

帰る時には必ず傘を元の場所に戻すこと。持ち帰りは厳禁である。なお貸し出しコーナーには、訪日外国人向けに外国語版のリーフレットも用意されている。

「熱中症ゼロヘ」プロジェクトは、熱中症で亡くなる人がゼロになることを目指して、日本気象協会が2013年夏に立ち上げたプロジェクトである。熱中症に影響する気象情報の発信を軸とし、積極的に熱中症対策を呼びかける。

なおWEBサイトでは、熱中症の予防・対策が載っている。これからの季節、是非一読してほしい。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

「熱中症ゼロへ」プロジェクト　プレスリリース
http://www.netsuzero.jp/news#post3570

各庭園の和傘の柄
http://www.netsuzero.jp/wagasa

熱中症の予防・対策
http://www.netsuzero.jp/learning/le02