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2015-09-24 21:00

観光

訪日外国人のお土産 農産物の検疫を円滑にするモデルを発表

植物検疫
農産物の植物検疫をスムーズにする
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会は訪日外国人がお土産として購入する農産物の植物検疫をスムーズに行う取り組みを発表した。今回は2種類のモデル販売を開始した。昨年10月から食品類も免税対象になったことから、訪日外国人がお土産として購入する機会が増えたが、植物検疫に時間や手間がかかり問題視されていた。今回の2種類のモデルはこれらの問題を解決するものである。

HOP1サービスと手ぶら観光
1つ目のモデルは「HOP1サービス」である。

これはお土産である農産物を旅行者の自宅まで輸送するプラットフォームである。北海道内だけのサービスではあるが、北海道内であればどこからでも台湾・香港・シンガポール・マレーシアの店先または軒下まで一箱から冷蔵・冷凍を含む温度帯が可能であり、最短2日で輸送できるサービスだ。

二つ目のモデルは「手ぶら観光」である。

旅行者が購入した果物類を代行業者がいったん預かって検査を済ませて、そのあとヤマト運輸が運営する空港内荷物預かり所で旅行者に商品を渡すサービスである。これにより旅行期間中は手ぶらで観光することが可能である。

今後はインターネットを活用し、検疫をスムーズにする
今後はインターネットを有効に活用していく。これにより植物検疫の事前申請を行うことで、検疫の時間を短縮化するモデル販売を実施していく。

訪日外国人にとって最適な農産物の検疫方法を検討していく。


外部リンク

一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム プレスリリース
http://jsto.or.jp/wp-content/
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