インバウンドビジネスニュース

南海電気鉄道株式会社（南海電鉄）は、訪日外国人限定の高野山向け特別観光きっぷの販売を始めた。

和歌山県にある高野山は、訪日外国人観光客に特に人気の高いスポットだ。

今年4月から5月にかけて行われた高野山開創1200年記念大法会の期間中も、多くの外国人観光客が南海電鉄を利用して高野山を訪れた。

この秋も高野山では文化財の特別公開などが予定されており、南海電鉄はさらなる外国人観光客の利用を促そうと、訪日外国人限定のお得なきっぷの発売を決めた。

この訪日外国人限定の高野山向け観光きっぷの販売期間は、平成27年9月17日から12月31日までとなっている。

発売場所は南海電鉄の難波駅、新今宮駅、堺駅、関西空港駅となっており、南海電鉄のグローバルサイトWeb販売フォームからも購入できる。グローバルサイトで購入した場合は、難波駅か関西空港駅での引き換えが必要だ。

この観光きっぷで南海電鉄全線が1日乗り放題になり、また南海りんかんバスも一部路線を除いて1日乗り放題になる。

価格は大人（12歳以上）用1枚1,800円という、かなりお得な値段設定になっている。なお、購入の際にはパスポートの提示が求められる。

この秋から年末にかけて、多くの訪日外国人が高野山観光に訪れるためにこのきっぷを買い求めるに違いない。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

南海電気鉄道株式会社プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/member_news/