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2015-09-30 18:00

観光

ワンダーテーブルの中期計画 グローバル対応を強化

ワンダーテーブル
2020年までには36万人を目指す
飲食店を経営している株式会社ワンダーテーブルは中期経営計画の目標の一つに訪日外国人お客さんを拡大することを掲げることを発表した。これによると現在の訪日外国人のお客さんを2020年までに約70%増の36万人に増やすとしている。

フィロソフィーの英語化、メニューをiPadに、外国語ガイドブックの用意
目標を達成するためには3点の取り組みがあるとしている。1点目が訪日外国人に備えてフィロソフィーカードの英語化。なんのためにワンダーテーブルが存在しているか、どんな会社になることを目指すのか、どのような価値観を大切にしているかが記載されている。これは国籍問わず、会社のフィロソフィーに共感し、自らの意思で行動させるためのものである。

2点目がグランドメニューは英語化されたものが用意されているが、お客さんの国籍はバラバラである。また英語が母国語ではないお客さんが圧倒的に多いことから、お客さんの多国籍化に備えてどの言語にも対応できるようにiPadを使用したメニューの導入を始めた。12ヶ国語に対応済みであり、メニューだけではなく使用食材を閲覧可能である。現在は4店舗で導入されており、今後他店舗でも導入する予定である。

3点目がレストランで働く人が英語、北京語、タイ語、ポルトガル語で最低限度必要とする会話を表した外国語ガイドブックである。ワンダーテーブルは海外から誘致した有名レストランを運営している。またフランチャイズにより東南アジアを中心に10店舗以上展開していることから、その国出身の人に安心して利用して頂けるように考えられたものである。今後はこのガイドブックを元に語学の勉強をしていく狙いとしていく。

ワンダーレストランの今年度は8月末の時点ですでに9万人を超えており、2020年の目標である36万人を上回る結果になりそうである。


外部リンク

株式会社ワンダーテーブル プレスリリース
http://www.wondertable.com/
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