インバウンドビジネスニュース

ファッションビル「PARCO(パルコ)」を展開する株式会社パルコは2015年9月24日、同社が運営する商品取り置き・注文サービス「カエルパルコ」に、ベリトランス株式会社が運営する「BuySmartJapan(バイスマートジャパン)」を導入したことを発表した。これによると既存のECサイトに簡単なコードを加えるだけで、海外からの購入に対応できる海外消費者向けの購入サービスであり、カエルパルコを活用するショップの商品を海外から購入できるようになった。

BuySmartJapanを導入することで海外消費者が日本のECサイトで買い物をする際、当サイトを運営するベリトランスが購入依頼の受付から商品購入、海外への発送まで代行する。

なので「カエルパルコ」を運営するパルコはサイトの多言語化や海外発送体制を構築・運営せずに、海外消費者を対象としたサービス提供が可能となった。

これは訪日外国人の増加を対応したものであり、海外顧客の来店と商品の購入が増え、インバウンド売上が大きく伸長。これまで情報の閲覧のみとされていた海外顧客が帰国後、カエルパルコから商品の購入ができるようになった。

パソコン・スマートフォン・タブレットかた利用でき、海外顧客がカエルパルコに海外からアクセスすると使用言語に対応した注文サイトに誘導される。言語は英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本の5ヶ国語に対応する。

中国では長期休暇の国慶節が10月にあり、カエルパルコに参加する各テナント店頭に割引クーポンが記載されたチラシを配布。カエルパルコの告知を同時に行い、海外からの購買強化を図っていく考えである。

外部リンク

株式パルコ　プレリリース
http://www.parco.co.jp/