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2015-10-03 22:45
その他
宿泊者数からも裏付けられた訪日観光客の急増ぶり

外国人宿泊者数は8年間で約3倍に
観光庁は平成27年7月と8月の宿泊旅行統計調査の速報を発表した。7月分は第2次速報、8月分は第1次速報となる。平成27年7月の延べ宿泊者数は4,632万人泊で、前年同月比プラス10.9%だった。そのうち外国人延べ宿泊者数は682万人泊で前年同月比プラス58.4%となり、調査開始以来最高の宿泊者数となった。
これは、平成19年7月度の外国人延べ宿泊者数206万人泊と比べると、8年間で約3倍に増加したということだ。
この点からも、現在旅行業界をけん引しているのはまさに訪日外国人客であるということがうかがえる。
引き続きアジアからの訪日客が急増
外国人宿泊者のうち、やはり中国からの訪日客の伸びが最も大きく、7月は前年同月比プラス110.6%と、昨年の倍以上の宿泊があった。8月の1次速報をみても、中国からの訪日宿泊者数は前年同月比プラス124.2%とさらに大きな伸びをみせている。
7月の2次速報では、中国の他にもフィリピンがプラス66.4%、インドネシアがプラス63.6%、香港がプラス62.3%、韓国がプラス52.5%と、のきなみ宿泊者数が伸びている。
香港、フィリピン、韓国からの訪日宿泊者数は、8月の1次速報でもプラス55~70%ほどのさらに大幅な伸びをみせている。
また、外国人宿泊者のうち三大都市圏での宿泊者数は昨年平成26年7月に比べプラス55.6%の伸びとなっているが、地方部での宿泊者数はプラス63.3%とさらに大きな伸びとなっている。
このことは、訪日外国人が日本国内のより多くの地方にまで足を運んで観光を楽しむようになっていることを示していると考えられる。
外部リンク
観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001105273.pdf
観光庁ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kankocho/
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