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2015-10-12 00:00

観光

待ち時間を多言語で案内「受付管理アプリAirウェイト」高千穂峡に導入

受付管理アプリAirウェイト
「待ち時間」をデジタルに一元管理
株式会社リクルートライフスタイルは9日、自社の受付管理アプリ「Airウェイト」を人気観光スポット高千穂峡の貸ボート乗り場に導入したと発表した。

「Airウェイト」は、受付や観光案内所に設置したタブレット端末を利用し、待ち時間を一括管理することができるアプリだ。目的のアトラクションの待ち時間だけでなく、バスやタクシーなどとも待ち時間を共有できる。

天然記念物で名勝と名高い高千穂峡は、年間150万人が訪れる人気の観光スポットだ。近年は特に外国人観光客が急増している。

その高千穂峡の貸ボート乗り場では、週末や連休になると待ち時間が5~6時間になることもあり、観光客から不満の声が上がっていた。

今回、貸ボートを管理する一般社団法人高千穂町観光協会では、その不満を解消するため、この受付管理アプリ「Airウェイト」の導入を決めた。

多言語対応で訪日観光客のニーズに応える
高千穂峡は、貸ボートに乗るための待ち時間が長いことだけでなく、受付とボート乗り場が離れていることでわかりにくいという不満も観光客から聞こえていた。

さらに、車以外ではアクセスできない立地条件のため、ボートに乗るための待ち時間がバスやタクシーなどの交通機関にも影響を及ぼし、そちらでもまた観光客が待たされてしまうという状況も発生していた。

今回導入された「Airウェイト」では、受付をするとQRコード付きの番号券が発券され、そのQRコードを読み取るとその時点での待ち人数が確認できる。また、電話番号やメールアドレスを受付時に登録しておけば、順番が近づくと電話やメールでの通知を受けることも可能だ。

名勝地を訪れる外国人観光客の多くは、できるだけ多くのスポットを回ろうとあまり余裕のないスケジュールを組んでいるものだ。待ち時間が明示されていれば、その間に他のスポットを回ってきたり、買い物を済ませたりと時間を有効に使える。

このような多言語対応の受付管理アプリは、多くの観光地ですでに必要とされているのではないだろうか。

現在「Airスポット」は日本語と英語のみの表示になっているが、順次中国語、韓国語と対応言語を増やして行く予定としている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社リクルートライフスタイルプレスリリース
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2015/10/

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