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観光庁は、平成27年8月分の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」を発表した。

主要旅行業者の総取扱額は前年同月比100％と同等の金額となったが、海外旅行、外国人旅行、国内旅行のうち、外国人旅行が前年同月比168.4％と相変わらずの好調ぶりをみせている。

国内旅行は前年同月比106.4％とやや増加をみせているが、海外旅行については前年同月比86.4％となっており、その減少分を外国人旅行でおぎなった形となっている。

主要旅行業者各社をみても、総取扱額のうち外国人旅行はのきなみ100％を超えて増益となっている。

また、平成25年8月から平成27年8月までの2年間の総取扱額前年同月比の推移でも、外国人旅行はすべての月で100％以上の伸びを記録しており、平成27年7月には170％を超えるなど今年に入ってからは特に急増ぶりがみてとれる。

しかしその外国人旅行も、主要旅行業者の総取扱額の中で占める割合はまだまだ少ない。

今後は、東京や大阪、京都といったゴールデンルート以外のさまざまな地域の観光地に誘致を図るなど、外国人旅行のさらなる増加に向けて検討の余地はかなりありそうだ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001106555.pdf