2015-10-21 15:00
法人向け
外国人目線でチェック!大阪商工会議所で外国人モニター調査開始

商品モニターからミステリーショッパーまで
大阪商工会議所は、19日、株式会社aimと提携し、外国人モニター調査を開始したと発表した。この外国人モニター調査は、アウトバウンド、インバウンドどちらでも利用可能だ。
関西エリア限定となるが、アウトバウンド用に開発した商品を海外各市場に該当する外国人に直接モニタリング調査してもらったり、訪日観光客を想定して外国人のミステリーショッパーを依頼したりできる。
モニターの利用を希望する企業や店舗は、モニターの国籍や性別、年齢など細かくリクエストが可能で、商工会議所側はその都度見積もりを提案できるとしている。
グローバルな市場開拓のために有効活用を
具体的なモニター利用例としては、アウトバウンド用に電気シェーバーの使用感チェックや、レトルト食品の試食などが挙げられている。またインバウンドでは、飲食店の外国人向けメニューのチェックや、ホテルなど宿泊施設の外国人客に対するホスピタリティーのチェックなどの利用が考えられるとしている。
実施の際には、日本人アドバイザーが通訳してサポートすることになっている。
そのため、インバウンド利用の飲食店などでは、味や盛り付け、サービスなどの感想だけでなく、変更すべき点などもモニターした外国人に直接質問し意見が聞けるので、参考にできる具体的な情報が数多く得られるだろう。
さらには、アウトバウンド用に開発された商品でも、日本国内の免税店で販売するなどのインバウンド的活用も考えられる。
いずれにせよ、外国人から直接意見や感想が聞けるということは、これからのグローバルな市場開拓のためにおおいに活用できそうだ。
(画像は大阪商工会議所外国人モニター調査より)
外部リンク
大阪商工会議所外国人モニター調査
http://www.osaka.cci.or.jp/b/pdf15/
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