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長崎県は28日、外国人観光客受入環境整備推進事業補助金の二次募集を行うことを発表した。長崎県を訪れる外国人観光客への対応と長崎県がかかえる2つの世界遺産登録を視野に入れてのことだ。

これまでも無線LANといった通信環境の向上や公共交通機関や民間の観光施設などに補助制度を創設して整備を推進してきていたが、今回要件を緩和し、さらなる向上を目指す。

無料公衆無線LAN環境、外国語表記（ピクトグラムの活用を含む。）、外国語による音声案内、免税手続の円滑化、外国語放送受信設備の整備、外国語パンフレット（施設案内等）、外国語ホームページ（施設案内等）の作成が対象となるが、初期費用のみ対応となる。

応募の手順やスケジュールは、まず補助金の交付を希望する者から要望書を提出させることとなっている。そして審査を経て、採択された者のみ本申請を受け付けた後に正式な交付決定等へと手続きが移行する。

要望書の提出期限は2015年11月30日必着となっており、長崎県の観光振興課へ提出する。要望採択の決定は同年12月末を予定している。要望書、申請書等は長崎県のウェブサイトからもダウンロードが可能だ。

外部リンク

外国人観光客受入環境整備推進事業補助金の二次募集について
http://www.pref.nagasaki.jp/object/tetsuduki-shinsei/