2015-10-30 22:00
外食
パセラリゾーツ、ムスリムシェフが監修した「ムスリム対応メニュー」を開始

パセラリゾーツ・ムスリム対応店が営業開始
2015年10月13日、株式会社ニュートンは、同社が運営するパセラリゾーツ一部店舗において、「ムスリム対応ハラールメニュー」の提供を10月14日より開始することを明らかにした。提供される「ムスリム対応ハラールメニュー」は20種類。2種類のカレーライスのほか、パスタやピザ、らーめんなど、いずれもイスラーム法に則った「ハラール」のガイドラインに準拠したメニューであり、ムスリムシェフが常時調理にあたるという。
対象店舗は上野御徒町店、池袋西口店、新宿歌舞伎町店となっている。これらの店舗では、お祈りスペースや礼拝方向を示すコンパス、礼拝用マットの貸出しも行うとのこと。
「ハラール」への対応で遅れる日本
同社によれば、ある米国の調査では今後20年でムスリム人口は35%増加すると予想されているという。観光庁も2020年の東京オリンピック開催に向け、飲食店、宿泊施設に向けた「ムスリムおもてなしガイドブック」を発行し、訪日ムスリム観光客への対応を推進している。しかし日本では、ジュースのような見た目で販売されているアルコール飲料や、豚皮を利用したゼラチンなどが広く出回っており、イスラーム教徒への配慮についてはまだ十分とは言えない環境だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社ニュートン プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/150254
パセラリゾーツ「ムスリム対応メニュー」
http://www.pasela.co.jp/visit_japan/halal/index.html
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