2015-11-06 05:00
観光
観光庁、ムスリム旅行者の受け入れに取り組む地域を募集

ムスリム旅行者の増加が見込まれる
国土交通省観光庁(以下、観光庁)は4日、ムスリム旅行者に対して受入環境の向上に積極的に取り組む地域を公募することを発表した。昨今ではビザ要件の緩和やLCCの就航等により、ムスリム旅行者が今後も増加することが見込まれている。
応募期間は2015年11月25日17時必着
まずはムスリム旅行者のニーズに応えるという前提が必要だ。ムスリム旅行者が宗教的、文化的な習慣に不便を感じることなく、安心、快適に過ごせることが必要となる。これに備えて観光庁ではムスリム旅行者受入の実践例や必要な情報をまとめた「ムスリムおもてなしガイドブック」を公表しており、普及促進を行っている。
一見、難しいように思えるムスリム旅行者への対応だが、実際はそんなに敷居は高くなく、ムスリムについて知り、できることから始め、ムスリム旅行者に対する「おもてなし」を心掛けた柔軟な対応ができることが重要視される。
観光庁では今回こうしたムスリム旅行者の受け入れに意欲のある3地域を選定。当該地域における受入環境向上の取り組みを支援するとしている。ここで得られた成果などは自立的、継続的な受入環境の向上及び他地域への活用、普及を促進するだろう。
事業実施地域が複数の市区町村にまたがる場合は連携して応募も可能で、エントリーシートに必要事項を記入し、申請地域を管轄する運輸局に電子メールで応募すること。応募期間は11月4日~11月25日17時必着だ。
外部リンク
観光庁 ニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000140.html
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