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無印良品で知られる株式会社良品計画は11月4日、株式会社日建建設、株式会社PARTYと3社合同で取り組んだ「成田国際空港第3旅客ターミナルビル」が、2015年度グッドデザイン金賞を受賞したと発表した。「成田国際空港第3旅客ターミナルビル」は、成田空港に22年ぶりに建設されたローコストキャリア（以下LCC）専用ターミナルであり、国際線と国内線の両方が利用できる。

東京オリンピック開催の2020年、訪日外国人が2,000万人に及ぶと言われているが、特にLCCで訪日する外国人には欠かせない施設と言えるだろう。

「ローコストな空港のデザイン」がコンセプトであり、従来のターミナルにはない面白い趣向が見られる。たとえば「陸上トラック」、これは誘導サインと足の負担を軽減する機能を兼ねている。

またゲートラウンジには、無印良品が開発したソファベンチが約400台設置されている。このソファベンチは寝転ぶことを想定しており、ひじ掛けがなく座面が広い。また全体にクッション材を使用し、適度な軟らかさを実現。待ち時間が長く深夜便も多いLCC利用客に配慮したソファベンチなのだ。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

株式会社良品計画　ニュースリリース
http://ryohin-keikaku.jp/