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2015-11-02 04:00
その他
やはり中国人が爆訪日 JNTOが9月の市場動向トピックス公開

相変わらず中国人訪日客が市場をけん引
日本政府観光局(JNTO)は10月30日、2015年9月度市場動向トピックスを公開した。今回公開されたのは、アジアが韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、北米が米国とカナダ、ヨーロッパがイギリス、フランス、ドイツ、オセアニアが豪州という14市場だ。
そして今回もまた、中国の訪日旅行者数が突出している。前年同月比99.6%増とほぼ倍増だ。訪日客数でみても約491,200人と、文字通り桁が違っている。
JNTOでは、中国で9月中に抗日戦争勝利70周年記念の連休があったことや、10月初頭の国慶節連休を前倒しにして訪日した旅行客が多かったことなどを理由に挙げている。
また、クルーズ船を利用した訪日旅行が急増したことも要因のひとつだろう。昨年9月に日本に寄港した中国のクルーズ船は16隻だったが、今年度は50隻と3倍以上になり約124,000人の中国人がクルーズ船で訪日している。
クルーズ船を使えば日本国内での宿泊先の確保に追われる必要がなくなるということが、急増につながっているかもしれない。
アジア以外の市場も堅調な伸び
昨年2014年に日本政府が東南アジア各国に対しビザの緩和を行ったことにより、今年度はそのアジア方面からの訪日旅行者が急増している。
他のイギリス、フランス、ドイツ、それにカナダと豪州を含めた各国からの訪日旅行者数も、軒並み過去最高を記録している。
これにはこのところ続く円安の影響もあると思われるが、インバウンドビジネス市場が広がるにつれ、官民ともにいっそう訪日プロモーション活動を活発化させていることの成果ともいえるかもしれない。
(画像はトピックスより)
外部リンク
日本政府観光局市場トピックス
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/
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