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2015-11-04 23:15

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夏場の宿泊施設もフル稼働 宿泊旅行統計調査速報公表

宿泊旅行統計調査
やはり宿泊者数の伸びを支えているのは訪日旅行者
観光庁は10月30日、宿泊旅行統計調査(平成27年8月・第2次速報、平成27年9月・第1次速報)を公表した。

夏休みシーズンとなった平成27年8月度の延べ宿泊者数(全体)は、5,583万人泊(前年同月比プラス2.9%)と、平成19年の調査開始以来最高となった。

また、9月の延べ宿泊者数(全体)は4,338万人泊で、 前年同月比プラス9.4%とこちらも大きな伸びを示している。

そのうち外国人延べ宿泊者数は、前年同月比が8月はプラス59.5%、9月はプラス44.5%と、ほぼ1.5倍という圧倒的な伸び率だ。

日本人延べ宿泊者数が8月は前年同月比マイナス1.3%、9月は前年同月比プラス6.1%だったという結果からみても、訪日外国人旅行客がいかに急激に増加しているかを如実に物語っている。

アジアからの訪日旅行宿泊者が全体の7割以上
また客室稼働率においても、平成27年8月の客室稼働率は全体で70.2%と、平成22年の調査開始以来最高となった。 シティホテル(85.2%)、ビジネスホテル(80.7%)も過去最高を記録している。

宿泊旅行統計調査
これらの稼働率を引き上げているのも、間違いなく訪日外国人旅行者だろう。8月の第2次速報における外国人延べ宿泊者数は603万人泊で、8月としては調査開始以来の最高値となった。調査を開始した平成19年における同時期と比較すると約2.7倍という急増ぶりだ。

さらに国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数では、やはり第1位は中国で全体の32.6%を占めている。2位には台湾で16.7%、3位は韓国12.5%と続き、全体のうち74.8%をアジア人で占めているという結果となっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001108136.pdf

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