インバウンドビジネスニュース

国内最大級のハラール専門展示商談会「JAPAN HALAL EXPO 2015」が、11月25日（水）26日（木）の両日、幕張メッセ国際会議場で開催される。

近年、特に東南アジアのインドネシアやマレーシアといった国々からの訪日旅行者急増の影響で、ムスリムの人たちへの理解も少しずつではあるが進んできた。

特に、ムスリムの人たちの食事におけるハラールについては、訪日旅行者を受け入れる宿泊施設や飲食業関係者の間では重要な問題として語られるようになってきている。しかし、イスラム教におけるハラールは食事に関することだけでない。日常生活の全てに及んでいる。

今回開催される「JAPAN HALAL EXPO 2015」では、食材や加工食品だけでなく、衣類や化粧品などハラールに対応したさまざまな物品が出展される、まさに国内最大級のハラール専門展示商談会となっている。

「JAPAN HALAL EXPO」は今回で2回目だ。前回よりもさらに出展者数も増え、北海道から沖縄まで全国各地から67社・団体が出展し、83小間が予定されている。

今回の特徴としては、一般社団法人石巻元気復興センター（牡蠣キーマカレー等）、沖縄物産販売株式会社（シークヮーサー等）、南薩食鳥株式会社（ハラル鶏等）といった地場産品の出展が増えていることだ。

他にも、日本の国民食ともいえるカレーやラーメン、餃子などにもハラールが広がっており、訪日旅行のさいにはぜひ味わってみたいと考えているムスリム旅行者のニーズに対応した形となっている。

日用品では西陣織のお祈りマットなど、日本の伝統産業と結びつき土産品としても最適と思われるような品も出展する。

さらにはインバウンドビジネスに関するセミナーも多数予定されており、まさしくハラールの見本市といった内容だといっていいだろう。

25日（水）26日（木）の両日とも入場料は無料だが、セミナーは一部有料となっている。開催時間は両日とも10時～17時で、セミナーは両日とも13時から予定されている。

外部リンク

JAPAN HALAL EXPO 2015プレスリリース
http://japan-halal.jp/expo2015/data/expo2015

JAPAN HALAL EXPO 2015ホームページ
http://japan-halal.jp/expo2015/