2015-11-14 01:00
宿泊
神奈川県知事がラグビーワールドカップ2015イングランド大会を視察、今後の課題について

決意を新たに
神奈川県の黒岩祐治知事はラグビーワールドカップ2015イングランド大会を視察し、2019年に横浜・日産スタジアムで決勝が行われるラグビーワールドカップ日本大会に向けた定例記者会見を行った。4年後にホストシティをになう神奈川県としては、今後しっかりと準備を進めていくという決意をワールドラグビーのラパセ会長と面談し伝えたという。
イングランド大会では試合会場とは別に、ファンゾーンが設置されており、パブリックビューイングができる巨大なスクリーンのほかにも、飲食ブースやラグビー体験ができるゲームコーナーなど、多くの人が楽しめる会場作りがされていた。
また、3位決定戦と決勝戦を観戦し、決勝戦というものが3位決定戦とは大きく異なる試合だということを痛感したという。このビッグイベントに向けて黒岩知事は決意を新たにした。
宿泊施設の確保を
質疑応答では宿泊施設の確保を最初に挙げた。これは最低でも想定される訪日者が3万6000人ということ、訪日者の平均滞在日数が20日以上という統計を事務局から伝えられたためだ。ワールドラグビーが半分のチケットを持っており、これは海外で販売されるため、訪日者の人数がこのように想定される。日産スタジアムでは準決勝と決勝が行われる。しかし、毎日試合があるわけではないので、その間の訪日者が快適に過ごせるためには宿泊施設の確保が大きな課題だ。
宿泊施設に関しては、箱根など県全体の施設をもう一度、洗い出し、例として箱根から会場までの交通手段を不便のないようにしたい旨も発表した。
また、イングランドに設置されたファンゾーンに関しては、赤レンガ倉庫前の広場と象の鼻パークに巨大スクリーンを設置したいという意向を示したが、これらは横浜市とともに調整したいとしている。
外部リンク
神奈川県 ニュースリリース
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p976597.html
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