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2015-11-14 12:45

観光

電車や駅のアナウンスをスマホに多言語表示 実証実験スタート

ヤマハおもてなしガイド
関西私鉄5社で実証実験
ヤマハ株式会社は12日、自社が開発したアプリ「おもてなしガイド」を活用する実証実験を、関西私鉄5社の車両や駅で順次開始すると発表した。

実験に参加する関西の私鉄5社は、阪神電気鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、京阪電気鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社だ。実施期間は当面、2015年11月下旬から2016年3月31日までの約5ヶ月間を予定している。

アナウンスを自動的に通訳し翻訳も表示
「おもてなしガイド」は、同社が開発した「音のユニバーサルデザイン化」を支援するシステムだ。

日本語のアナウンスを流すだけで、自動的に外国語のアナウンスを付け加えたり、多言語化された文字情報をインターネット環境のないユーザーのスマートフォンにも提供したりできる。

現在、同社は自動放送だけでなく肉声放送への対応も強化しており、今回の実証実験では電車内や駅構内の肉声アナウンスを収集し分析することでその強化につなげたいとしている。

訪日旅行者の利便性をいっそう高めるために
言葉の通じない海外で、公共交通機関を利用する際に最も不安に感じることは案内のアナウンスが聞き取れないことだろう。何かトラブルが起きたときなどは特にそうだ。

この「おもてなしガイド」はそういった訪日旅行者の不安を軽減し、より快適な旅を楽しんでもらうことができるアプリだ。

無料でダウンロードして利用でき、しかも実際に使用する際にはネットに接続する必要がない。現在はiOS7.0以降にしか対応していないが、他のスマートフォンでも使用できるよう開発中だ。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

ヤマハ株式会社ニュースリリース
http://jp.yamaha.com/news_release/2015/

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