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2015-11-14 20:00

交通

拡声器でも自動的に翻訳してアナウンス 成田空港で試験導入

成田空港メガホンヤク
災害時など緊急時の対応に活用
成田国際空港株式会社は12日、メガホン型自動翻訳機「メガホンヤク(R)」を試験的に導入配備すると発表した。

「メガホンヤク(R)」はパナソニック株式会社が開発研究を進めている機器だ。メガホン型の拡声器に翻訳機能を備え、日本語で話すと自動的に多言語に翻訳してくれるというものだ。

対応言語は日本語のほか、英語、中国語、韓国語となっており、同空港では2015年12月から2016年3月までの4ヶ月間にわたり検証実験を行い、実用性が検証された後には本格的に導入するとしている。

自動的に多言語で繰り返しアナウンス
空港だけでなく、公共交通機関における災害時や事故発生時などの情報確保というものは、特に旅先では重要な問題だ。現地の言葉が理解できなければ情報が得られないことが多く、誰もが不安にかられてしまう。

この「メガホンヤク(R)」を使用すれば、一度日本語でアナウンスしただけで自動的に多言語に翻訳され、繰り返し案内を行うことが可能だ。

訪日旅行者が急増しているいま、同空港での検証により本格的な導入が進めば、利用客の安全確保のためにも、ほかの公共交通機関や施設などで利用が広がっていく可能性は高いだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

成田国際空港株式会社プレスリリース
http://www.naa.jp/jp/press/pdf/20151112

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