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株式会社アルメックスは11日、ホテル・旅館等の宿泊施設向けに「海外衛星放送IP伝送サービス」の販売を新たにスタートしたと発表した。

このサービスは、海外衛星放送を日本国内で受信し、インターネット回線を通じて宿泊施設の各客室に設置されたテレビで放映するというものだ。

受信できる番組は、中国、台湾、韓国、タイ、シンガポール、ベトナム、イスラエル、カタールなどアジア圏9カ国11番組と、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアの欧米圏5カ国8番組を予定している。

同サービスでは、自社アンテナの設置は不要だ。衛星を通じて受信した番組を、光ファイバーを使って各部屋のテレビに配信する。

また、欧米圏の番組の月額費用は従来のCS放送同様、部屋数に応じた料金設定となるが、アジア圏の番組は施設単位での定額料金のため、比較的安価で導入しやすいところも特徴となっている。

海外を旅行しているとき、どれほど現地の言葉に精通していても、やはり自国のテレビ番組を観ることができるとホッとするものだ。

宿泊施設におけるこのようなサービスは口コミなどで伝わりやすく、意外と訪日客が宿泊先を選ぶポイントとなりやすいのではないだろうか。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

株式会社アルメックスニュースリリース
http://www.almex.jp/news/2015/pdf/press-release