インバウンドビジネスニュース

ナイトレイは11月4日より訪日外国人に関わる、データを参照できる統計データプランInbound insight統計データプランサービスの、提供を開始した。

ユーザー対象は、Inbound insight PRO契約者である。

SNS解析データと携帯電話ネットワークによる人口統計データの特性を、組み合わせたのが今回の新サービスである。

ナイトレイによるInbound insightは、twitter等に代表されるSNS投稿をリアルタイムで解析し、国籍や性別また周遊ルートや行動場所そして口コミ投稿をデータベース化したものだ。

一方、ドコモのモバイル空間統計はというと携帯電話の基地局ネットワークを利用し、属性別に携帯電話の台数をカウントすることで、地域そして時間別に人口構成や分布に関し推計したデータサービスである。

これら2つが合わさることで、都道府県別による訪日外国人の分布や増減傾向を、マップやグラフまた、地域ランキングによるデータとして視覚情報として利用できる。

さらに、50カ国の国籍に対応している点も利用方法の幅に広がりが見られるため、魅力的だといえる。

このサービスを利用することで、それまでの社内実績からの推測ではなく実際に日本に訪れる、外国人観光客の思考や行動傾向に基づきインバウンド関連のビジネス計画が可能となる。

よって、そういった意味ではより実際的なビジネス計画の策定と実行が、可能となるであろう。

（画像はナイトレイHPより）

外部リンク

ナイトレイ「inbound insight」でドコモの「モバイル空間統計」を組み合わせた統計表示機能をリリース
http://nightley.jp/archives/3574