2015-11-23 11:00
法人向け
地方事業者もインバウンド市場に参画を ANAビジネスプラットフォーム運用開始

全国各地の魅力を発信して個人旅行者の誘客を
全日空商事株式会社は19日、訪日外国人観光客のいっそうの拡大と地方誘客を目的に、地域交流のプラットフォームとなるウェブサイト「ANA EXPERIENCE JAPAN」の運用を開始すると発表した。このサイトの特徴は、訪日外国人観光客の中でも特に個人旅行者の集客に注力していることだ。団体旅行では味わえないさまざまな魅力、中でも国土交通大臣に認定された「広域観光周遊ルート」を中心とした地方の魅力を発信することで誘客を図っていく。
情報発信にはウェブサイトだけでなく、冊子も利用する。冊子は年4回発行し、ANAのアジア路線機内や発着空港、海外支店などで配布していく。現時点では英語、中国簡体字、中国繁体字の3言語対応だが、順次対応言語も増やしていく予定だ。
訪日旅行者の誘客を行いたい事業者はサイトや冊子の広告枠を利用でき、クーポンなども活用できるようになっている。
多数の企業と協力して利便性の向上を図る
また、この「ANA EXPERIENCE JAPAN」では、オリジナルサービスである「(仮称)取り置き予約」を2016年1月より提供する。
このサービスは、同社とECサービスなどで運用実績のある凸版印刷株式会社との共同で開発したものだ。同社では、このサービスについても地方の事業者など多くの流通小売業者の参画を募っている。
ほかにもレストラン予約や観光ツアーの予約、Wi-Fiスポット情報の提供、乗り換え案内や交通ナビゲーションなど、同社ではさまざまな企業と協力・連携して内容の充実を図り、訪日観光客に対し一元的な情報提供を実現していくとしている。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
全日空商事株式会社ニュースリリース
http://www.anatc.com/information/News
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