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日本政府観光局（JNTO）は11月30日、「平成27年度日本政府観光局（JNTO）国際会議誘致・開催貢献賞」決定したと発表した。

この賞は、国際会議の誘致および開催において優れた功績をあげた各種団体に贈られる。国際会議の意義の普及啓蒙や更なる推進を図るために平成20年度に新設され、今年度が8回目となる。

今回は、平成26年度中に誘致・開催された国際会議の中から、国際会議誘致の部2件、国際会議開催の部9件の計11件を選出した。なお、審査はコンベンション有識者で構成される審査委員会にて行われている。

対象となる国際会議についてはJNTOが基準を定めており、国際機関、国際団体（各国支部を含む）または、国内機関・国内団体（民間企業以外）が主催した会議で、参加者数50人以上、参加国数3カ国以上、開催期間1日以上であることが条件となっている。

国際会議誘致の部では、2015年10月26日から29日かけて福岡市で開催された「国際イコモス年次総会・諮問委員会 2015」と、2017年7月4日から7月8日にかけてつくば市で開催が予定されている「第15回世界音楽療法大会」が受賞した。

国際会議開催の部では、2014年4月に東京で開催された「第34回国際眼科学会」や、2014年10月に同じく東京で開催された「2014年国際法曹協会（IBA）年次大会」などのほか、2014年11月に沖縄県石垣市で開催された「2014年IEEE回路とシステムアジア太平洋会議」や、2014年11月に岡山市で開催された「第10回アジア国際皮革科学技術会議」など、地方都市で開催された国際会議も受賞している。

会議のために各地を訪れた海外からの参加者にとっては、その地を知ってもらうよい機会になったことだろう。

今回の各賞についての授賞式は、平成27年12月9日（水）13：30～14：30に、東京国際フォーラム「第24回国際ミーティング・エキスポ（IME2015）」会場内で執り行われる予定となっている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

日本政府観光局プレスリリース
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/