インバウンドビジネスニュース

株式会社ぐるなびは1日、世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー(R)」とパートナーシップ契約を締結したと発表した。

同社の飲食店情報サイト「ぐるなび」と「トリップアドバイザー(R)」の連携は、来春より順次公開予定だ。

これにより同社は、訪日外国人旅行客に対しても本格的な情報提供サービスを開始することになる。そしてもちろん、「ぐるなび」の最大の特徴である「口コミ情報」も、世界中の旅行者が利用できるようになるわけだ。

両サイトが提携することによって、「トリップアドバイザー(R)」を利用する世界中の旅行者は、「ぐるなび」が持つ50万軒を超える日本国内のレストランデータベースの情報を共有できるようになる。

さらに「ぐるなび」のWEBコンシェルジュで予約可能なレストランなどについては、「トリップアドバイザー(R)」上でも同じように予約できるようになる。

他にも、同社が運営する全国各地の観光・旅行情報サイト「ぐるたび」や、国内最大級のスキー場・積雪情報サイト「SURF＆SNOW」などの旅関連情報サイトとの連携も図られ、飲食店情報以外の情報も提供されることが予定されている。

訪日外国人旅行者、特にアジア方面からの旅行者はネット上の口コミ情報を重視する傾向がある。飲食店などの情報も、同じ外国人目線の口コミ情報が多数閲覧できるようになれば、その影響力は相当なものになるのではないだろうか。

外部リンク

株式会社ぐるなびニュースリリース
http://www.gnavi.co.jp/company/release/2015/pdf/

株式会社ぐるなびホームページ
http://www.gnavi.co.jp/