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2015-12-23 11:00

観光

英語を話し、訪日外国人をもてなす「対話型自動販売機」

自動販売機
多くの訪日外国人が訪れる浅草の雷門近くに設置
アサヒグループホールディングス株式会社、アサヒ飲料株式会社、株式会社野村総合研究所は、訪日外国人向けのおもてなし活動の一環として、「対話型自動販売機」の実証実験を開始する。

2016年1月6日から2月(予定)までの期間、多くの訪日外国人が訪れる東京・浅草の雷門近くに「対話型自動販売機」を1台設置する。利用者の行動データを蓄積・分析し、訪日外国人のニーズを検証する。
「対話型自動販売機」の仕組みと特長
既存の自動販売機の横に設置されたタブレット端末が最大のポイントだ。

タブレット端末に話しかけると、その音声をクラウド上の音声認識サービスによりテキスト化する。そしてテキストを構文解釈によって文章として意味づけ、それに対する回答を再度音声化して端末から発するのだ。こうして外国人とのリアルタイムでの会話が可能となる。

我々は相手の話す内容が難しいと感じた時に、実はこれと似たことをする。まず頭の中で話されたことを文章化し、それに対する回答を文章で考えてから話す。タブレット端末は我々に近いことをしているのがわかるだろう。

また外国人がお茶やコーヒーなどのカテゴリーを選択すると、「対話型自動販売機」は糖分や炭酸の有無、カロリー量などの商品情報を提供し、「日本では人気の商品」などお勧め商品の紹介も行う。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

株式会社野村総合研究所 ニュースリリース
http://www.nri.com/jp/
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