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観光庁は22日、「東北六県（青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島）見るもの・食べもの・買いもの100選」の募集を、平成27年12月24日（木）より開始すると発表した。

東日本大震災以降、東北六県への観光客はいまだ伸び悩んでいる。特に、近年急増している訪日外国人観光客については、東京・富士山・大阪などのいわゆるゴールデンルートからも外れており、また北海道ほどの誘客に成功しているとは言いがたい状況だ。

しかし東北地方には、独自の祭りや郷土食、地酒など、国内でもまだ十分に認知されていないすぐれた観光資源が数多く存在している。

今回、同庁は復興庁と連携し、そのような東北地方の観光資源の掘り起こしを図り、より具体的に国内外に情報発信を行うためにこの100選募集を決めた。

募集される100選のカテゴリーは、「見るもの」「食べるもの」「買いもの」「体験するもの」の4つだ。4分野あわせて100個の募集となる。

「見るもの」については、景勝地や建造物、祭りなどが対象になり、「食べるもの」についてはいわゆるご当地グルメ（飲み物も含む）などが対象になる。

「買いもの」については伝統工芸や特産品などが、「体験するもの」については温泉や観光施設、体験プログラムや乗り物などが対象になっている。

募集期間は平成27年12月24日（木）より平成28年1月25日（月）までとなっており、選定結果は平成28年3月頃に発表予定だ。

外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news

観光庁ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kankocho/