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2015-12-21 23:00

観光

ムスリムの人たちをさらに誘客 受入環境整備等促進事業に3地域が選定

訪日ムスリム外国人旅行者受入環境整備等促進事業
急増しているムスリム観光客の受入体制充実を
観光庁は16日、平成27年11月4日より公募を開始していた訪日ムスリム外国人旅行者受入環境整備等促進事業の実施地域に、3地域を選定したと発表した。

選定地域のひとつめは、富山県から新潟県、長野県にまで広がる北アルプス日本海広域観光連携協議会を推進体制とする、富山県朝日町・新潟県糸魚川市・上越市・長野県小谷村・白馬村・大町市だ。

そして、飛騨高山ムスリムフレンドリープロジェクトを推進体制とする岐阜県高山市・白川村と、伊勢鳥羽志摩インバウンド協議会を推進体制とする三重県鳥羽市の、合計3地域だ。

雪景色や温泉といった地域の魅力を発揮して
選定された3地域では、さまざまな実施事業を予定している。ムスリムについてのセミナーを開催して促進事業の普及を図り、在住ムスリム人が観光施設や宿泊施設を訪問し、対応方法のノウハウ等をレクチャーするなどの受入施設環境整備を行う。

また、ムスリム観光客向けのパンフレットの作成し、ホームページやSNSを利用してムスリム客に対応した宿泊施設などの情報発信を行う。他にも、ムスリム人向け料理の料理教室開催なども予定されている。

現在、訪日ムスリム観光客の多くはインドネシアやマレーシアといった東南アジア方面の人たちだ。日本の雪景色や温泉などへの関心が非常に高く、今回選定された各地域も、それぞれの地域の魅力を発揮することでいっそうの誘客を図れるのではないだろうか。


外部リンク

観光庁プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03

観光庁別紙資料
http://www.mlit.go.jp/common/001113277.pdf

観光庁ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kankocho/

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