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2015-12-15 19:30

その他

中国人は訪日によって日本への好感度を上げている?

観光嗜好日中比較
中国人がイメージする日本は「桜」に「北海道」
GMOリサーチ株式会社は、同社が提携する日本、中国のモニターを対象に「日本のイメージ、観光嗜好に関する日中比較調査」を実施し、その結果を11日公表した。

まず「日本」から連想する言葉を自由に5つ以上挙げるという設問では、日本人と中国人に共通して「富士山」「寿司」「和服(着物)」といった言葉が多く挙げられたが、中国人に限った場合、訪日経験あり・なしに関係なく「桜」や「北海道」という言葉を挙げた割合が高いことがわかった。

さらに、訪日経験がある中国人のグループに限った場合、「清潔」や「秩序」、「整っている」などを意味する言葉が多数挙げられており、これらの言葉がほとんど挙げられていない訪日経験なしの中国人グループと明確な違いが出た。

中国人の観光嗜好は歴史や文化よりも食とカルチャー
また、観光資源に対する嗜好については、日本人では「歴史」と「文化」が中心となっているが、中国人の場合は訪日経験あり・なしに関わらず、「富士山」と「食」が中心となっている。

これについても、中国人の中でも訪日経験があるグループは、「産業」や「ショッピング」などに加え「京都国際マンガミュージアム」や「川村記念美術館」といった具体的な名称を挙げており、カルチャーや美術の要素がある資源の嗜好が高くなっているという結果が出た。

この調査は、2015年8月14日~2015年8月21日の期間中、インターネット上で実施された。回答を得たのは、日本人が466人、中国人が1,355人となっており、中国人の内訳は、訪日経験なし・予定なしが452人、訪日経験なし・予定ありが458人、訪日経験ありが445人となっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

GMOインターネットグループプレスリリース
http://www.gmo.jp/news/article/?id=5098

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