インバウンドビジネスニュース

小田急電鉄株式会社を始めとする小田急グループは7日、2016年1月20日（水）から2月29日（月）までの期間、「2016小田急グループ春節キャンペーン」を実施すると発表した。

春節は、中国や台湾など中華圏において年間最大の祝祭日だ。中国では7連休が予定されている。この時期は例年、中華圏やシンガポールなど華僑の多い国や地域から、多数の外国人旅行者が訪日する。

同グループでは今年もその春節の時期に合わせ、訪日外国人旅行者限定特典を提供したりイベントを開催したりするなど、大々的にキャンペーンを実施する。

まず、期間中は新宿と小田原にある外国人旅行者専用の案内所「小田急外国人旅行センター」にて、さまざまな特典を盛り込んだクーポンブックを配布する。また、同社の電車やバスの乗車券などを購入した外国人旅行者には、先着30,000名にオリジナルてぬぐいをプレゼントする。

さらに外国人旅行者に人気の箱根エリアでは、2月6日（土）から2月8日（月）までの3日間、桃源台ターミナルにおいて餅つき大会や甘酒配布などの日本文化体験イベントを開催する。

他にも、新宿エリアでは2月3日（水）から2月14日（日）まで、小田急線新宿駅西口地上コンコースに「小田急スーベニアショップ」を展開し、日本の風習として定着しているバレンタインデーにちなんだ商品などの販売を行う。

インバウンド市場においてすでに最大のイベント期間となりつつある春節に向かって、同社だけでなくさまざまな企業がさまざまな対策を立ててくることは間違いなさそうだ。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

小田急グループニュースリリース
http://www.odakyu.jp/program/info/