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2016-01-09 22:30

外食

しゃぶしゃぶすき焼き食べ放題店でインバウンド対策強化開始

ワンダーテーブル中国人客対策
中国語の看板や販促物で積極的に誘客
株式会社ワンダーテーブルは、中華圏最大の祝祭日である2月の春節を前に、自社で運営する飲食店において訪日中国人観光客向けの対策を実施する。

現在、同社が運営する「モーモーパラダイス」や「鍋ぞう」などの飲食店は、全店に英語のメニューが常備されている。しかし他の言語にはまだ対応しておらず、今回の春節に合わせ中国人観光客の多い新宿、渋谷、池袋、浅草という4エリアの全店舗の販促物に中国語バージョンを用意する。

中国語販促物では、主にグランドメニューやランチメニューを紹介し、看板も中国語で展示する。また料理の食べ方や、中国人にはまだなじみのない人が多い温水洗浄便座の使い方など、説明が必要なものも中国語のポップで案内する予定だ。

5年で外国人利用客10万人以上増加を目標に
ほかにも、Trip AdvisorやYelpなど多くの外国人旅行者が利用するフリーWEBサイトを、国内有料サイトと同様に重要なサイトと捉えて積極的に利用する。店舗の入り口にはそれらWEBサイトのステッカーを貼るなどして、店舗を利用した訪日外国人客にコメントの投稿を促す。

さらに、現在新宿エリアの4店舗で導入している「iPadソフトメニュー」を7店舗追加して11店舗に拡大する。この「iPadソフトメニュー」は、料理や使用食材を12言語で表示できる。画像もついているので、外国人旅行者にもメニューの内容が理解しやすい。

同社は経営計画の目標のひとつとして、グローバル対応を強化し外国人客を拡大することを掲げている。具体的には、現在同社の店舗を利用している年間26万人の外国人客を、2020年までに36万人以上に増やすとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ワンダーテーブルプレスリリース
http://www.wondertable.com/pdf/

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